その他の保護活動団体

ここでは星の中のひとつまみをご紹介します。

■動物レスキューセンター

Dog Trust

 1891年設立、連合王国で最大の犬保護センター。不必要な殺戮におびやかされることなく、すべての犬が幸せに生を楽しむ日がくることを目標としている。イギリス17センターのネットワークで年間約16,000匹の犬を扱う。加えて不妊キャンペーン、教育も推進。家庭内暴力などの家庭の事情による犬の一時預かりも受ける。ホームレスの人たちの獣医費の補助、政府に犬に関するアドバイスも。「健康な犬は100%殺戮しない」というポリシーを固守している。

 今回自分の犬を貰おうと思ったときに、少々関わりましたが、一生懸命さがひしひしと伝わってきます。審査や家庭訪問、犬との慣らし面会、講習会など、どれだけ実際にやるのかわかりませんが、かなり道が遠いような印象をうけました。めんどくさいと思う人もいるかもしれない。しかし、イギリス人のことですから、臨機応援にやってくれていると思います。サイトの更新をもっと頻繁におこなって欲しいというのが唯一のお願いです。

The Blue Cross Animal Charity Welfare

ハムスターから馬まで、どんなサイズのどんな種類でも、病気や捨てられた動物を保護し、新しい家をみつける。獣医費が払えない飼い主への手助けをする。ペットケアや動物の行動についても指導。ペットロス・サポートが有名。

The Mayhew Animal Home

1886年に設立。 虐待やケアを放棄する飼い主から動物たちを保護する。動物福祉問題に焦点をあてた教育センターもあり、人間と動物、両方に力になれる教育プログラムを作成し、その分野でのリーダーシップ的存在である。国際部門もあり、日本の動物保護団体とも交流がある。

■動物の権利保護団体

PETA(People for the Ethical Treatment of Animals:動物の倫理的扱いを求める人々の会)

 アメリカのバージニア州で創設された世界最大規模の動物の権利擁護団体。イギリス、ドイツ、オランダ、インド、アジア太平洋地域に支部を持つ。英称の頭文字を取って、通称PETAと呼ばれる。斬新な、ときには過激なキャンペーンで話題になることが多い。その創始者であり会長であるイングリッド・ニューカークはイギリス人。「私の死のあかつきには」というイングリッドの生前遺言が有名

  • 私の肉を刻んでバーベキューにしてください。
  • 私の皮をはいで財布などの革製品に使ってください。
  • 私の足を切断して傘たてにしてください。他の飾り物に使ってもけっこうです。
  • 私の人差し指をリングリング・ブラザーズのオーナーであるケネスフェルド、あるいはサーカス・ミュージアムに送りつけてください。格安娯楽のために多くの動物から自然で自由に暮らす権利をうばい、奴隷とした地球最大の告発のシンボルとして

VIVA!

 1994年ジュリエット・ゲラトリーによって設立。2002年にベジタリアン・アンド・ビーガン協会もたちあげる。動物を苦しみから救い、人間の健康の向上、環境改善に努める。フォアグラや蚕などの残虐性も告発。世界の貧しさに公正をきたすためには肉、乳製品、魚を食べないようにすることが最もパワフルなアクションであると説く。動物の肉を食べるという人間の欲望は動物を破壊するだけでなく、人間も地球環境も破壊していると訴えるが、政治家は何のアクションもとらないと抗議。

Animal Aid

 1977年設立のイギリス最大の動物の権利保護グループ。すべての動物虐待に対し平和的に改善を求めることをモットーにする。動物に優しいライフスタイルを推奨。動物の虐待を調査し、真実をマスメディアを通して公表する。肉の仕入先の屠殺場にカメラ設置をイギリスのすべてのスーパー・マーケットに指導。とりつけていない場合は団体が隠しカメラで実態をあばき、デイリー・メールを通して発表する。農場動物の定期的監査も行う。

■国際的組織

International Fund For Animal Welfare(国際動物福祉基金)

 1969年カナダのあざらし猟反対のため、スタートした小さいグループは今日では世界最大の動物福祉保護団体となっている。世界16カ国にわたり、世界中の野生動物を虐待から守り、自然に暮らしていけるよう保護活動を行う。また天災や人災などで、危機に陥った動物たちの救済も世界規模で行っている。イギリスも狩猟反対キャンペーン行うなどIFAWの重要なメンバーとなっている。